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ステーキなかお様店舗は外壁の三面をそとん壁とし、一部アクセントとして石貼りを採用しました。
店舗のアプローチ部分は駐車場から自然と引き寄せられる動線とし、スロープにすることでバリアフリー化を施しています。また、桧の丸太材をふんだんに使用し、そとん壁と調和した空間を演出しています。

店舗内空間は床を耐久力に優れた石貼りとして掃除や靴跡等で傷ついても色味の変わらない仕上げとなっています。
壁はタモ材横張りを腰壁として施して椅子等の接触でも傷つきにくい仕様とし、残りの大部分を塗り壁仕上げとすることで室内の湿気や臭気を吸収する効果を付随しました。

食事室は供するステーキの調理を間近で見れるように鉄板とテーブルカウンターを一体とし、見る楽しさも提供できるレイアウトとなっています。また、メインの食事室は天井部分を勾配天井とすることで平屋ながらも高い天井を演出し、開放感のある空間となっています。個室の食事室は訪れた人に親密な空間を提供するために、動線に不備がないよう配慮した小さな奥行きを演出しています。